MENU

今が底値、今すぐRTX30シリーズを買おう

もぶ子

ゆうまさん!RTX4000シリーズが発売らしいですよ!
PCゲーマーなら当然買いなんですか?

ゆうま

いや、4000シリーズは、まだ買わないよ?

もぶ子

え、ゆうまさん新しいもの好きなのに?

ゆうま

確かに、今回発表されたRTX4000シリーズには魅力はあるけど、今買った方が良いのはRTX3060TiやRTX3070なんだ。

もぶ子

来月には、1世代古くなっちゃうシリーズなのに?

ゆうま

そうだね、今回はなぜ今3000シリーズが買いなのかを話してみよう

目次

ついに発表されたRTX4090、4080

 9月21日、大手グラフィックチップメーカーNVIDIAから、10月に発売する次期メインストリームとなるRTX4000シリーズの発表があり、現在の3000シリーズと比べて4倍近い性能すら秘めていると発表がありました。

 しかし、その発表には今までの新規発表とは異なる「違和感」を感じるキーワードがアチコチに散りばめられたものでした。その中でも、我々ゲームプレイヤーにとって1番気になるのは、「メインストリームのゲームに最適なのは30シリーズである」との発言。この言葉の意味を考えてると、苦しんでいるNVIDIAの今が見えてきます。

NVIDIAをとりまく環境

  NVIDIAと言えば、ゲームプレイヤーはグラフィックチップ開発の超メジャーメーカーとしての認識ですが、一般の方々、特に経済に明るい人にとっては、ここ数年で株価が何倍にも急成長したモンスター企業という側面も持っています。これは、仮想通貨のマイニングブームに起因するもので、増収システムが変わり、実質マイニング不可能になることが分かった2022年、株価を持ち上げて来た主力のグラフィックチップが売れなくなり株価は大暴落、市場にはRTX30シリーズが売れ残って溢れかえる現実が起きています。脚光を浴びたメジャー企業としては、企業価値を取り戻す活動に力を入れる必要があるのです。そんな状況が今回のRTX4000シリーズの発表に出ているのだと感じました。

グラボは今が底値

 日本は、今、円安が続き物価は上昇を続けています。にも関わらず、春以降グラフィックボードは価格がジワジワと下がり続け、9月現在、機種によってはメーカー希望価格を下回る商品すら出ています。この値下がりはいつまで続くのかという話題はアチコチで呟かれますが、RTX4000シリーズの発表があった今が最安値、ここからは値上がり始めると考えられます。

 その理由として、今回発表された次期チップがRTX4090とRTX4080に限定され、ミドルクラスのRTX4070やRTX4060には一切触れられなかったことです。RTX3000シリーズの時もミドルクラスについて多くは語られず、数ヶ月遅れてからRTX3070、RTX3060が発売されましたが、今回は「メインストリームゲーマーに最適なのはRTX30シリーズである」とも言ってしまっています。過去シリーズを推してくる理由とは何か、当面、ミドルクラスは作らないから、在庫ある過去シリーズを買ってくれよってことです。

 更に、RTX40シリーズの価格設定がかなり高額に設定しており一般のユーザーが買うような価格ではありません。仮にミドルクラスのRTX4060やRTX4070が発売されても、現行シリーズに比べかなり割高感を感じる価格になるでしょう。新シリーズの発売を待っていた一般ユーザー層の大半は、RTX4000シリーズは欲しいものの割高感からRTX3000以下を買う決断をするでしょう。そうなると、残された在庫の取り合いが始まり市場価格は上昇を始めます。今回のNVIDIAの発表は、これを狙ったものだと考えると色々な違和感も納得できます。なので、この9月第4週がグラフィックボードの底値になるだろうと考えられるのです。

9月第4週の価格状況

 そんなわけで、私は、NVIDIAの発表から2日後の秋分の日、まさに今RTX3070搭載のグラフィックボードを買って、電車で帰宅しながらこの記事を書いています。予定では、ちょっと割高でも年末年始に出るかもしれないRTX4060を購入しようと待機していたのですが、上記の理由で手頃な価格でRTX4060が手の入るのは相当先で、少しでも割安感ある高性能な現行機種を安いうちに手に入れておいた方が良いと判断したからです。春先の値下がりでRTX2060を40,000円で購入したときはAmazonを利用しましたが、ショップが集中する地域が近くにあれば実店舗の方が安いこともよくあります。

実際、予想は的中し9月23日(秋分の日)現在の東京秋葉原でのミドルクラスグラボの市場価格はおおよそ以下の通りでした

  • RTX3060   50,000円〜
  • RTX3060Ti   65,000円〜
  • RTX3070   70,000円〜
  • RTX3070Ti   8,0000円〜

 Amazonと比較するとRTX3060Tiを除き、全て実店舗の方が5,000円以上安い状況でした。実店舗まで往復5,000円以上かかる方や多くの時間を必要とする方は、通販サイトでも良いかと思います。

グラボの性能は、ランクが上がるほど性能も上がりますが、RTX3070Tiまで行くと消費電力も大きくなり、現在使っている電源ユニットでは不安があったことや、占有スロットが2.5スロット必要になること、予算的にも70,000円以内に収めようと思っていたことからRTX3070を購入しました。

 今後の価格動向に注目ですが、今回の記事に納得ができた方は、1日でも早いグラフィックボードの購入をお勧めいたします。とりあえず、私は人柱としてちゃんと購入してきましたよw

記事ダイジェスト動画はコチラ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次