ゆうまさん、私も頑張ったらフォートナイトでプロ目指せますかね?
あ〜、多分無理かな?
結論はやっ!!
ゆうまさんだって、そんな強くないじゃないですかぁ〜?
私に負けたら悔しいからですかぁ?www
もぶ子は、ケンカ売ってんのかな〜?ww
よく聞かれる質問だけどさぁ、フォートナイトは2年半ていねいに分析してきたゲームだけに、私なりの答えみたいなのはあるんだ。
今回はフォートナイトの強さのポイントみたいな話をしてみよう。
力を入れてフォートナイトをプレイしている方なら、「もっと強くなりたい」は必然の欲望でしょう。では、どうしたら大会で活躍するスター選手のような華麗なプレイができるようになるのでしょうか。どこでも飛び交う質問ですが、マトモな見解を書くなら「多分、プロプレイヤーのようにはなれません」が正しい解答です。これを聞いて、「バカにするな」と思う人は、むしろ「ゲームをバカにし過ぎてる」と思ってください。
ゲーム世界は現実の縮図
もう数年前の話になりますが、国立病院機構久里浜医療センターで勤務されているインターネット依存・ゲーム障害外来のドクターとお話ししたことがあります。(もちろん私が患者と言うわけではありません)その時伺ったのは、「なぜ若者はゲームの世界に没頭するのか」と言う話で、理由としては「ゲームの世界は現実と違って、誰でも世界No. 1のヒーローになれるから」であるというお話でした。どれだけ努力したからといって、必ず良い結果が出るとは限らない現実を知った若者が、努力すれば必ず結果が出る世界へ没頭することは当たり前であると言う話だったわけですが、ゲームの世界だってそんなに甘くありません。PvPが多くなった昨今、ゲームの世界も現実の縮図、プレイしたところでヒーローになれるのは一握りなのです。季節的な話題に乗るなら、どんなに子どもの頃から努力を重ね人生をかけて野球を頑張って来た人であっても、高校野球のテレビに映る試合に出られる選手はほんの一握り、さらにプロ野球選手まで到達することまで考えるとその確率は天文学的な数字になります。これは、フォートナイトだって同じこと。誰もが驚くようなプレイができるプロ選手は、努力だけではどうにもならない「センスや感性」更には運をも味方にした特別の人なのです。(その才能に本人が気づいてないこともありますが)スポーツとして成り立つ競技である以上、ああなりたいと言われても「多分、無理です」が1番妥当な答えであり、一昔前のゲーム感覚でプレイしていれば、最後はトップオブトップになれると勘違いしている人が多いのですが、なれなくて当然なのです。
あなたはどちら
では、この努力だけではどうにもならない「センスや感性」が自分にあるのかどうかはどこで判断すれば良いのでしょうか。私はこれを切り分けるポイントとして、ソロアリーナのディヴィジョン7を例にお話しするようにしています。コンテンダーリーグの最上位ですね。ここまでは、どんな人でも努力すれば行くことができるからです。ところが、時々いらっしゃる涼しい顔をして毎シーズンディヴィジョン8であるチャンピオンリーグに入って行く人のプレイを見ていると、明らかに動きが違うことに気づきます。ここに「センスや感性」が内在していると考えているわけです。なんて話をすると、チャンピオンリーグ行った友達にクリエでタイマンしたら弱かったから間違ってる何ていう短絡的な答えをだす人もいますが、勝負は時の運。どんな初心者にだって負ける時は負けます。でもソロでディヴィジョン8に到達できていることが、全試合を通して危なげない妥当で的確な判断と行動が取れている証なんです。データはないので体感的な数値になりますが、この2年半で出会ってきたプレイヤーの様子から、この「センスや感性」をもつプレイヤーの割合は全体の3〜5%程度なのではないかと思っています。この割合を皆さんはどう思いますか?それほどの才能があったからと言って、全員がプロを目指すわけではありません。小学生ならプロ最高と短絡的に考えるでしょうが、中高生以上ならその後の人生全体バランスを考え進学や就職を選ぶ人が圧倒的に多いはずです。センスある人のうち1%がその道を選ぶとすると一般の人との割合では10,000人のプレイヤーの中から数人のプロプレイヤーが誕生する計算、公式がやっている大会参加者からプロチームに2〜3人勧誘されると思うと妥当な数な気がします。
特別な才能がなくても十分楽しめる
さて、ここまでで、自分には才能がないと落ち込んでしまった方は安心してください。というか、9割以上のほとんどの方がこちら側です。この記事を書いている私にも「センスや感性」はありません。そんな私たちは、ゲームの特性を理解し基本を守って一定の練習を積めばコンテンダー最上位までは確実に行けるので心配しないでください。確かにトップ選手にはかなわないかもしれませんが、基本的には自分の強さにあった人同士でマッチングされる仕組みになっているので、自分の強さに応じて練習をしていけば困ることはありません。次回は、すぐ負けてしまう人の特徴ややるべき練習などについての記事を書いてみようと思います。
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